iD（アイディ）は、NTTドコモのおサイフケータイやクレジットカードで
決済を行うための支払い方法（システム）です。

iD（アイディ）機能を使えば、おサイフケータイや専用カード、
クレジット機能と一体型になったクレジットカードを
かざすだけで簡単に支払いを行うことが可能になります。

iD（アイディ）の特徴

電子マネーのEdyやnanaco、waonにイメージは近いですが、
いくつか違いがあります。

iD（アイディ）の特徴は以下。

1. 一万円以下の少額であればかざすだけで決済ができ、サインが不要
2. 利用金額は紐付けしたクレジットカードで後から請求される。Edyのような事前チャージは不要
3. 利用できる店が多い（クレジットカードでは利用できないような店や自動販売機でも利用できる）
4. おサイフケータイのiDであればネットショッピングでの決済も可能

特筆すべきは、2番目の「後払い」。

iDは事前に支払先となるクレジットカードを登録しておくことで、
iDを使った支払いはそのクレジットカードから請求されるようになります。

ですので、通常の電子マネーとは違って
事前にチャージをしておく必要はありません。

さらに、3番目の特徴でもある「使える店」。

今やコカコーラなどの自動販売機でもiDで支払いができる時代。
iDが使える店舗数はクレジットカードよりも断然多いです。

例えば、自動販売機やマクドナルドでは
iDをはじめとした様々な電子マネーが使えますが
クレジットカードは使えませんよね (’-’*)

iD（アイディー）の使い方

iD（アイディー）の使い方には以下の3つがあります。

1. ケータイ・スマホのおサイフケータイ
2. 専用カード
3. クレジット機能一体型カード

1番目は、NTTドコモのおサイフケータイ対応機種でのみ利用できます。

2番目ですが、これはお持ちのクレジットカードに紐づけた
専用カードになります。

例えば、三井住友の「三井住友カードiD(専用カード)」を
申し込みたいのであれば「三井住友VISAカード／MasterCard」を持っている
必要があります。

そして3番目。

これはその名の通り、iD機能が使えるクレジットカードで、
この一体型カードを発行しているのは三井住友かオリコになります。

もっともメジャーなカードとしては、
「三井住友VISAカード／MasterCard」です。

もし現在、三井住友VISAカード／MasterCardを持っていて
iD機能が付いていないようなら、無料でiDカードに切り替えることも可能です。

※ 切り替えはこちらから行えます

iD利用でポイントがたまる

冒頭でも記載したように、iDで支払いを行うと
登録したクレジットカードから請求がくることになります。

クレジットカードを通じて支払いが発生しますので
クレジットカードのポイントが付く訳ですね。

クレジット機能一体型カード以外を利用するのであれば
ポイント還元率の高いクレジットカードを登録しておくと
ポイントが沢山たまります。

※ 当サイトで紹介しているポイント還元率 1.75％を誇るカードは、
　 REXカードと漢方スタイルクラブカードです。

iDとDCMXの違い

さて、ここで

iDとDCMXがごちゃごちゃになってよくわからないという
質問を多くもらいますので、DCMXについても少し説明します。

DCMXとはNTTドコモ（DoCoMo）のクレジットサービスで
DCM+X（エックスは未知数や人と人との繋がりを表すドコモの代表文字）
という造語になります。

（そういえば、XiとかもXを使いますよね）

iDを利用する際にドコモのクレジットサービス（DCMX）で決済する
というイメージになります。

ただ、サービスが開始された当初はドコモのDCMXと三井住友くらいでしか
利用できなかったiDですが、現在では多くのクレジット会社で利用できます。

ですので、DCMXを利用せずともiDが利用できる訳です。

※ 例えば、オリコやイオンクレジット、クレディセゾン、ファミマクレジットや
　 しんきんカードや各種銀行、ゆうちょ銀行など

また、クレジットカードを発行しないタイプの
DCMX miniというサービスもあります。

こちらは毎月1万円までしか使えないという条件付きですので
審査がかなりゆるめです。

さらに、利用料金の支払いは、後から毎月のケータイ料金と
一緒に請求されますので楽ちんです。

iDをうまく利用してポイントをしっかりもらおう

事前チャージ不要の後払い形式の電子マネーiD。

実はQUICPay（クイックペイ）など、後払い形式の電子マネーは
他にもいくつかあります。

※ とはいえ、代表的なものはiDとQUICPayになります。

少額決済やスピーディーな支払いを要する場所では
大活躍すること間違いなし！

iDやQUICPayではしっかりポイントももらえますので
使えるようにしておいて損はありませんよ （＾_＾）